この記事では女性器(デリケートゾーン)のニオイのお悩み10選とその解決方法をまとめています。
女性の体は月経をはじめホルモンバランスが大きく変化することがよくあります。一見、些細な事でも本人にとっては大きなストレスがかかっていたり、健康状態が乱れていたりとさまざまな要因が重なって体臭や特にデリケートゾーンのニオイに大きな影響が出てしまいます。特に女性特有のおりものは毎月の悩みの種でしょう。
そこで今回は女性のデリケートゾーンのニオイに焦点をあてて、ヒアリングした悩みとその解決方法をご紹介したいと思います。男性の方も知識としてぜひ身に付けておいてくださいね。
女性器(デリケートゾーン)のニオイとは
デリケートゾーンのニオイは健康であれば無臭あるいは自然な体臭が一般的で、特別鼻につくようなニオイはしません。そして、健康状態やホルモンの変化、ストレスなどの環境要因や食事内容によって微妙に変化することがあります。一方で、汗や湿度、衛生状態、不十分なケア、おりもの等によって不快なニオイになる場合もあります。特に感染症は強烈なニオイの原因となることもあるので、自身やパートナーが気が付いた場合は早めに医師の診察を受けた方がいいでしょう。
こうしたニオイの問題は精神的にもかなりキますよね。電車や職場のような人と距離が近い場面、エレベーターや車内などの密室空間は本人にストレスがかかってしまい、さらにニオイが強くなるという負のループに陥りがちです。ちなみに美容のCMに出ているような芸能人でもニオイの噂は立ち込めているようですよ。
デリケートゾーンのニオイが噂される芸能人
- 柴崎コウさん…口臭ランキングに必ずランクイン
- 米倉涼子さん…ワキガの噂がある
- ベッキーさん…ワキガの手術痕がTVに映る事が多い
- 辺見えみりさん…キツい香水で誤魔化している噂
- 鈴木奈々さん…休みの日は2~3日風呂に入らない事を暴露された
- マギーさん…ワキガの手術痕があった
- 菊川怜さん…綺麗なのに浮いた話が無いから
女性器(デリケートゾーン)のニオイのお悩み10選とその解決方法
デリケートゾーンのニオイの悩みってかなり面倒ですよね。普段しっかりケアしているつもりでも生理のときに人に近づくのがこわくなったりします。それも毎月。そこで同じような悩みを抱える女子にどんな悩みがあるかをヒアリングしてみまました。
女性器のニオイの悩み1:ワキガや汗かきと勘違いされる
おりものが原因でデリケートゾーンが臭うのは当たり前です。ですが、男性の中にはそうした知識がない方もある程度いるうえに、デリカシーのない人間は間違った指摘をされることがあります。
(解決方法)
知識のない人のせいで気に病む必要はありません。パートナーが知らなかったということであればあなたが教えてあげましょう。他人の場合は無視が一番です。
女性器のニオイの悩み2:性病・感染症を疑われる
性病や感染症はニオイの原因になりますが、おりものなどはもともとニオイがするものなので勘違いする男性もいるようです。間違った知識でセクハラまがいのことを言ってくるひとは本当に迷惑ですよね。
(解決方法)
問題がなければ相手する必要はありませんし、不快な場合はしかるべき場所に連絡して片を付けてしまいましょう。シンプルにセクハラです。ただ、心当たりがあったり疑問に思った場合は検査しておくことをおすすめします。
女性器のニオイの悩み3:オーラルセックスのハードルが高い
私にとってはいつものことですがニオイが人よりキツイと男性に嫌がられます。言葉ではフォローしてくれますが内心イヤなんだろうなというのが表情や仕草でなんとなくわかっちゃうんです。せっかく盛り上がる前戯で萎えさせないように必死です。
(解決方法)
直前にシャワーを浴びるのを徹底しましょう。できればデリケートゾーン用のケア用品も持っておきたいですね。体調や気分に左右されるものでもあるので、安心して臨めるように準備しておくのがおすすめです。
女性器のニオイの悩み4:スカートが穿けない
スカートは下半身のニオイが周りに漏れやすいので生理の時は穿けなくなります。夏場など暖かい季節は特に注意ですよね。気分に合わせて好きな恰好をしたいですが、ちょっと難しいです。
(解決方法)
デリケートゾーンのニオイはムレによって雑菌が繁殖する事も原因の一つですから、通気性の上がるスカートは積極的に履くべきです。ニオイの吸収力が高いおりものシートを使っていれば安心です。
女性器のニオイの悩み5:自分のニオイがストレス
自分のニオイで不快な気分になることってありますよね。脱衣所やトイレはいちいちストレスに感じます。あのむーんとしたニオイは慣れても鬱陶しいなと感じます。
(解決方法)
デリケートゾーンがムレると雑菌が繁殖してニオイがきつくなるので通気性の高い下着を着用して下さい。おりものシートやナプキンをマメに交換するのも良い対策です。最近は臭いも吸収してくれる商品が多く発売されているので活用して下さい。
女性器のニオイの悩み6:運動やスポーツのときにニオイが気になる
ランニングやアクティビティで運動すると汗をかきますよね。デリケートゾーンも同じように汗をかいてムレるのでニオイが発生します。一人でいるときはまだいいですが、誰かと一緒のときはついつい距離を取りたくなります。
(解決方法)
通気性のある運動向けの下着を使用してください。特に綿素材は湿度軽減に効果があるので快適にスポーツを楽しめます。着替えを用意しておくのもおすすめです。荷物に余裕があればぜひ。
女性器のニオイの悩み7:衛生用品で悩む
月経用の衛生用品選びの悩みです。タンポンかナプキンか、替えるタイミングは確保できるか、どの香りのやつにしようかといろいろ悩んでしまいます。
(解決方法)
あなたが一番快適なものを選ぶのが一番です。タンポンは中にいれるからニオイ問題を抑えれますし、ナプキンは通気性が良いのでより快適です。付け替えの手間もあるので使いやすい方がいいでしょう。香り付きのものは成分が肌に影響する可能性もあるので、できれば無香料がおすすめです。
女性器のニオイの悩み8:下着のニオイがとれない
パンツに染み付いた臭いが洗濯しても取れないと頭を抱える女性も多く居ます。パンツは安いものではありませんし、お気に入りのものならショックも大きくなります。中にはパンツの上からクンニする男性もいるので悩みの1つとなっているのです。
(解決方法)
少しでも臭いが取れやすくするためには、脱いだパンツを放置せず、すぐに洗濯する事が大事です。1日放置するだけで雑菌が一気に繁殖するので臭いが取れにくくなるのです。忙しくて選択出来ない日は軽く手で水洗いして薄めた洗剤に付けておくと良いです。
女性器のニオイの悩み9:異性の目線がとにかく気になる
デリケートゾーンのニオイがキツイ=モテないというイメージが先行してしまうタイプです。これが原因で恋愛に積極的になれず干物になりがちです。
(解決方法)
日頃のデリケートゾーンのケアで解決できます。正しくケアできていれば極端にキツイということはあまりありません。しっかりとやっているつもりでも気になるという方はクリニックなどで相談してみましょう。改善すればきっと今よりも楽しく恋愛に向き合えますよ。
女性器のニオイの悩み10:ズボラなイメージをもたれやすい
デリケートゾーンに限らずニオイがキツイと風呂に入っていない=ズボラなイメージを持たれやすいです。関係性によりますがあまりいいイメージではないのでケアしたいですね。
(解決方法)
ズボラなイメージはニオイだけでついてしまうものではありません。学校や職場でしっかりした人を演じてみましょう。ニオイはお風呂にしっかり入って髪・肌をしっかりケアして、食事・睡眠を見直してください。最後に香水で仕上げればばっちりです。香りのするものが苦手な方はオーガニックや無香料のものがおすすめですよ。
女性器(デリケートゾーン)のニオイの原因
女性器(デリケートゾーン)のニオイの主な原因はおりもの、陰毛に染み付いた臭い、そして汗や病気です。中でもおりものには多くの女子が頭を悩ませているかと思いますが、これは生理的なことなので仕組みを理解して適切に対応するのがベストです。
健康な女性でも気になるのがおりもののニオイです。下着を脱いだ時に漂ってくるのでお手洗いに行く度にストレスを感じます。女性なら説明不要でしょうが男性読者も多いので説明させて頂きます。
おりものは酢を薄めた様な酸っぱいニオイがします。これは膣内の乳酸桿菌と呼ばれる菌のはたらきによるもので、雑菌の繁殖を防ぎ、膣内のpHを4.5~5.0くらいに保つ役割があります。酸っぱいニオイはこの乳酸桿菌の影響ですが異常ではありませんので安心してください。ちなみに人によってはヨーグルトやチーズと答える方も居ますが、ニオイの感じ方はそれぞれなので気になる方はクリニックなどで診察してもらいましょう。
一方で悪い菌が増えた時は魚が腐ったような悪臭を放ちます。特に外陰部に長く留まっているおりものは細菌が繁殖しやすいので臭いも強くなる傾向があります。
おりもののニオイを防ぐには
外陰部を清潔に保っていればおりものが悪臭を放つ事はありません。清潔な下着をつけて蒸れないようにするだけですから簡単です。お風呂で綺麗に洗う事は当たり前ですが、神経質になり過ぎる事もありません。おりものシートを使用すれば下着が汚れませんし、常に清潔な状態を保つ事が出来ます。
女性器(デリケートゾーン)のニオイは陰毛や体臭が原因の事もある
約100人の女性にデリケートゾーンの悩みを聞いたアンケートでは63%の方が臭いと答えています。これはおりものが正常でも陰毛や体臭が原因となっていると考えられます。生理の時の血の臭いが陰毛に染み付いている事もあるのです。また、すそワキガと呼ばれる体臭が原因で臭いを発生している事もあります。デリケートゾーンの臭いが全ておりものと決める事は出来ないのです。汗の臭いもデリケートゾーンの臭いを強めるので注意が必要です。
女性器(デリケートゾーン)が異臭を放つ時は病気を疑って下さい
女性器(デリケートゾーン)が急に臭くなる時は病気のサインです。おりものが原因で臭いを放っている可能性があるのです。まず、自分のおりものが正常か確認して下さい。粘りがあったり、白濁や黄変が確認された時は性病に掛かっている可能性もあります。3か月以内に膣内が出血する様な性行為を行っていないか、コンドームを付けずにセックスをしていないか思い出して下さい。
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女性器(デリケートゾーン)のニオイのケア方法
デリケートゾーンが臭わない女性は普段からしっかりケアをしています。自分のデリケートゾーンがちょっと臭うと感じている方は、5つのケア方法を試してみて下さい。自宅で簡単に出来るケアですし、お金も大して掛かりません。効果も高く自分でのデリケートゾーンの臭いが弱くなったと実感出来るはずです。
ケア方法①:正しい洗い方を身に付ける
膣内までしっかり洗ってしまうと、内部のpHバランスが崩れて雑菌が繁殖しやすくなるので逆効果です。外に漏れだしたおりものだけを洗い流すイメージで優しく洗って下さい。一般的な石鹸は刺激が強いので陰部用の石鹸を使用するのがおすすめです。初めて使用すると蓄積したカスが一気に剥がれ落ちるのでおりものが増えたように感じる事がありますが心配いりません。
ケア方法②:アンダーヘアのお手入れ
アンダーケアが長い人、濃い人はティッシュのカスや生理の汚れが毛に絡みついて臭いが蓄積してしまいます。その為、適度な長さにカットしたり、余分な毛を脱毛するようにして下さい。陰毛のお手入れがしっかり出来れば通気性も良くなるのでデリケートゾーンの臭いがより抑えられます。
ケア方法③:通気性の高い下着を着用する
清潔な下着を着用するのは当たり前ですが、通気性が悪いと汗による蒸れでデリケートゾーンの臭いが強くなります。綿100%の通気性が高い下着を着用して下さい。特に夏場は汗で蒸れやすいので注意が必要です。おりものシートもマメに交換して下さい。
ケア方法④:生理用ナプキンの交換頻度を上げる
生理用ナプキンは血をしっかり吸ってくれるのですが、交換頻度が低いと臭いを放つようになります。下着だけでなく陰毛に染み付くので必ずマメに交換して下さい。不衛生な状態では雑菌が湧きやすくなりデリケートゾーンの臭いが強くなります。
女性器(デリケートゾーン)のニオイに悩む女性の声
デリケートゾーンの臭いに悩んでいる女性は大勢います。皆さん、どんなケア用品を使ってよいのか判らず試行錯誤しています。臭いは気になり出したらキリがありません。しかし、女性としては非常に悩ましい事です。自分では感じにくい事もあるので怖いです。
🔞デリケートゾーンの黒ずみとか臭い対策ってしてますか?皆さん
私も最近気になってて一応専用ソープとクリームみたいなの買いました。
あんまりお金はかけられないのでそんな高価なものではないけど、いくら🐶が気にしないと言ってたとしてもこっちははちゃめちゃ気にするわ
— くろヘラちゃん (@symero93) August 12, 2020
なんか最近デリケートゾーンあたりの臭いが気になるんだよなぁ。。臭いに敏感な方だから気にしすぎなのかもだけど。。
何か臭い対策してる方いますかー?— テミナ (@wvfbPCTqQBgxc9Z) November 28, 2019
妊娠してデリケートゾーンの臭いが気になってきました…
対策できたら嬉しいですね😃— おさや@メディアで匿名さん🎁 (@osaya_hunny) September 19, 2020
女性器(デリケートゾーン)のニオイの悩みから解放されるにはどうしたらよい?
原因によって解決方法は様々です。おりものに残るカスが原因の場合はデリケートゾーンのケアを入念に行えば臭いの問題を解決する事が出来ます。問題なのは性病やすそワキガです。性病の場合は臭いの問題も有りますから早急に病院で治療を受けて下さい。すそワキガの場合は美容整形外科などで治療を受ける事が出来ます。
美容整形外科の女性器(デリケートゾーン)のニオイの治療
美容整形に外科に相談すれば、すそワキガに関する治療を行って貰えます。主な施術方法は2つあり、どちらも原因となる陰部に存在するアポクリン腺の除去を行う事になります。メスを入れたくない人におすすめなのが超音波エネルギーを使ってアポクリン腺を破壊する方法です。「ウルドライ」などの名前で呼ばれています。一方、メスを入れてアポクリン腺を取り出す方法もあります。直接除去出来るのがメリットですが小さな傷が残ってしまいます。
女性器(デリケートゾーン)のニオイが気になる方におすすめの病院
デリケートゾーンの臭いはおりものなどのカスによるもの、性病、そしてすそワキガなど原因が1つに絞れません。その為、必ずじっくり話し合えるカウンセラーがいる病院や予約制で医師との会話時間をしっかり確保出来る病院を選択して下さい。1回の治療で治る事はあまりないので足を運びやすく、コミュニケーションの取りやすい病院を選ぶ事が大事なのです。
病院・クリニック名 | 参考費用 | 保証 |
クリニーク大阪心斎橋 →公式サイトはこちら | すそワキガ治療 約5万7千~29万8千円 | あり ※一部対象外あり |
湘南美容クリニック →公式サイトはこちら | すそワキガ治療 約4万~44万円 | あり ※一部対象外あり |
千葉中央美容整形クリニック →公式サイトはこちら | すそワキガ治療 約3万8千5百円~ | あり ※一部対象外あり |
アイシークリニック →公式サイトはこちら | すそワキガ治療 約3万円~38万円 | あり ※一部対象外あり |
ウェルネスビューティークリニック →公式サイトはこちら | すそワキガ治療 約1万3千~35万円 | あり ※一部対象外あり |
女性器(デリケートゾーン)のニオイが強い人でも本当に改善出来るのか?
デリケートゾーンの臭いが自分で感じられる程、強い方でも必ず改善出来るので諦めないで下さい。デリケートゾーンの臭いの原因を追究して対応すれば良いだけです。一つずつ考えられる原因を消していった残ったものに対策を講じて下さい。ただし、素人判断は効果が得られない事もあるので、一度、美容整形外科に相談するのが一番です。