ブックメーカーの税金が分かる!勝利金は課税対象になるのか?

税金・確定申告について

ブックメーカーで勝利金を得た時、税金を払う必要はあるのでしょうか?

ブックメーカーで稼いでいきたいと考えている方は、この点についてもしっかりと理解をしておく必要があります。そこで、この記事を通じて、ブックメーカーの税金についてしっかりと解説していきたいと思います。

ブックメーカーの勝利金は所得税の課税対象

結論から言えば、ブックメーカーで得た勝利金には税金がかかってきます。具体的には、「所得税」、さらに具体的には「一時所得」に該当します。

つまり、ブックメーカーで勝利金を稼いだ時には、きちんと確定申告をして相応分の所得税を納めなければなりません。

確定申告をしないとどうなる?

ブックメーカーで勝利金を得たのに、確定申告をしないと、それは立派な脱税行為にあたります。納税の義務は、憲法にも定められていることなので、それを怠ったということは厳しく処罰を受ける対象になるのです。

確定申告は、定められた時期(毎年2/16~3/15)にしないと、それだけで余計な加算税が課せられることもあります。

ブックメーカーで稼ぐと決めた以上は、確定申告についてもきちんと予定をしておき、そこまでに一時所得の計算は終えておくようにしましょう。

ブックメーカーの勝利金の税金計算

では、具体的にどのように税金を計算すればいいのでしょうか。まずは、一時所得の仕組みについて、しっかりと把握しておきましょう。一時所得は、以下の計算式により算出されます。

一時所得=(総収入金額-必要経費-特別控除額)×1/2

上記の式から算出された金額に応じて、所定の率で税額が計算されるのです。ちなみに、ここで1つ必ず覚えておきたいのが「特別控除額」についてです。

一時所得における特別控除額は、50万円に設定されています。つまり、50万円以上の利益が出ていない場合には、確定申告の必要はないということです。

少しでも勝利金を手にした段階で、確定申告をしなければならないという認識をお持ちの方もいるかもしれませんが、そういう訳ではありませんのでご安心を。

また、上記の計算式に登場する言葉について、それぞれ以下のように整理をしておきましょう。

ブックメーカーでことばの置き換え
総収入金額=総出金額
必要経費=総入金額

つまり、実際に出金した金額から入金した金額を差し引いたもの(利益)が50万円以下であれば、申告する必要はないということです。

もう少し、具体的な例で考察してみましょう。

ケース①総収入金額70万円、必要経費40万円

1年間を通じて40万円を入金し、実際に出金した金額が70万円だったというケースです。
この数値を一時所得の計算式に当てはめると、

一時所得=(70万円-40万円-50万円)×1/2

利益が30万円で、特別控除額の50万円を下回っているため、このケースでは、確定申告の必要はありません。

ケース②総収入金額90万円、必要経費40万円

次に、出金額が90万円だったケースを想定しましょう。このケースでは

一時所得=(90万円-40万円-50万円)×1/2

利益が50万円で、特別控除額を差し引くと0円となります。そのため、確定申告の必要はありません。

ケース③総収入金額120万円、必要経費40万円

最後に、出金額が120万円だったケースです。このケースにおいては

一時所得=(120万円-40万円-50万円)×1/2=15万円

つまり、15万円が一時所得の課税対象となります。
税金をいくら納めなければならないかは、一時所得の金額によっても変わってきます。具体的な税率は以下の通りです。

条件税率
195万円以下5%
195万円を超え 330万円以下10%
330万円を超え 695万円以下20%
695万円を超え 900万円以下23%
900万円を超え 1,800万円以下33%
1,800万円を超え4,000万円以下40%
4,000万円超45%

今回のケースでは一時所得は15万円ですので、5%の税率が適用となります。よって、7500円を納税するという訳です。

195万円以下 5% が適用

所得税の課税方法は、累進課税です。そのため、ブックメーカーでの勝利金の金額が大きくなれば大きくなるほど、税率も高くなり、納税額も大きくなっていきます。

ちなみに、最高の45%の税率が適用になるのは、8050万円以上の利益が生じた場合のみ。一般のプレイヤーにとっては特に縁のない数字ですね。

確定申告における注意点

50万円以上の利益が出た時に、確定申告をしなければならないことは、お分かりいただけたと思います。

しかし、やはりきちんと申告しないことには、義務を全うしたと言い切れません。そこで、確定申告に向けての注意点をいくつか紹介します。

入出金額はしっかりと把握する

確定申告において利益を計算する際には、「1年間における入金額-1年間における出金額」によって計算されます。

そのため、きちんと入金額については把握しておかなければなりません。

基本的にはどの入金方法においても、利用の明細は確認できるはずですので、そちらを参考にしましょう。

しかし、確定申告直前になって、イチイチ調べるのはなかなか面倒くさいもの。毎回逐一メモを取っておくという方法を取れるのであれば、それに越したことはありません。

ブックメーカーによる所得とは言わない方が良い

確定申告の際に、「この一時所得がブックメーカーによる所得」とは言わない方が良いです。特に税務署の職員に具体的な内容を聞かれることはありませんので、わざわざ自分の口から伝える必要はありません。

一応、ブックメーカーは海外のサイトにアクセスする形で利用しているので、日本においても違法ではありません。しかし、刑法で賭博行為が禁じられている以上、完全にシロかと問われれば、そうとも言い切れないのもまた事実です。

何かトラブルに発展するということはないと思いますが、それでも余計なことは口に出さないようにしましょう。

まとめ

ブックメーカーで稼いだ勝利金は、所得税の課税対象です。きちんと確定申告をして、しかるべき金額を納税しましょう。

せっかく楽しく稼げても、違反をして何か処罰を食らうことになれば、面白くないですからね。

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